永井さんってどんな人?

最新理論「NEOスイング」とアマチュアの「幸せ」を追求するティーチングの探求者 永井 延宏について

レッスン界の「生きたChatGPT」

永井延宏プロは、ゴルフコーチ歴30年、ゴルフ歴45年で培った知識と経験から「ゴルフ界のチャットGPT」と称される、日本のティーチング界のスペシャリストです。スイング理論だけでなく、コースマネジメントやクラブの構造にまで精通した知識人であり、2006年にはゴルフダイジェスト社レッスンオブザイヤーを受賞しています。

永井プロの活動は多岐にわたり、アマチュアゴルファーの「幸せ」を追求することを活動のど真ん中に掲げ、全国各地(東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、奈良、大阪、神戸など)を飛び回りながらレッスン活動を行っています。
※当サイトのテクニカルアドバイザーもお願いしています。


1. 永井延宏プロの輝かしい経歴と挑戦

永井プロは1969年2月22日生まれ、埼玉県出身です。10歳でゴルフを始め、「ホールインワン」や「プロゴルファー猿」といったゴルフ漫画に影響を受けました。日本大学桜丘高校ゴルフ部では主将を務め、日本大学文理学部へと進学しました。

大きな転機は1994年の渡米です。ゴルフ留学のためフロリダ州オーランドを拠点にミニツアーに参加し、ジム・マクリーンなどアメリカの最先端ティーチングノウハウを学びました。帰国後、ツアープロコーチとして活躍し、2006年度にはゴルフダイジェスト社「レッスンオブザイヤー」を受賞しました。※過去の受賞者

プロとの関わりも深く、桑原克典プロの専属コーチとして、2002年度賞金ランク14位という生涯ベストシーズンに導いた実績があります。また、片山晋呉プロのイップス克服のためのオリジナルパッティンググリップの開発や、山崎千佳代プロ、今野康晴プロの使用アイアンのコーディネート(そのクラブでツアー優勝)にも携わりました。

しかし、その後、永井プロは主戦場をツアープロのコーチングから、多くの悩めるアマチュアゴルファーの「幸せ」の追求へとシフトしています。


2. 独自の指導哲学:「NEOスイング」と「見えない力」

永井プロのレッスン理論は、クラブ、カラダ、スイングを三位一体とした独自のものとしてファンが多いです。

クラブ進化に対応する「NEOスイング」

近年、永井プロは460CCの大型チタンヘッドドライバーが導いたゴルフスイングの進化に着目し、「NEOゴルフスイング」という新シリーズを展開しています。

  1. 従来型 vs 現代型 vs NEOスイング
    永井プロは、パーシモンヘッドとスチールシャフト全盛期にゴルフを始めた世代の「従来型」をムチ・振り子に例え、ゴルフを始めた時から大型チタンヘッドドライバーを手にしていた世代の「現代型」をハンマーに例えてきました。
    しかし、PGAツアーやアメリカのカレッジゴルファーのスイングが、その現代型よりも遥かに進化していることを目の当たりにし、そのさらに先を行くスイング技術を「NEOスイング」と名付けました。
  2. NEOスイングの定義と普遍性
    永井プロは、NEOスイングを「まだPGAツアーにはデビューしていないが、数年後のメジャー戦で活躍し優勝を遂げる世代」のスイングと定義しています。
    これはゴルフクラブの進化が導いた技術であるため、年齢や体力に関係なく、効率良く現代のゴルフクラブの恩恵が受けられるスイングとしていつまでもゴルフが楽しめると考えています。。NEOスイングの実践に向けては、「脱・振り子」をテーマに、回転盤を使った共通重心やクラブの動きをコントールするための始動の重要性を説いています。

クラブに働く「見えない力」

永井プロは、スイング中のクラブに働く「見えない力」をコントロールできることが上手いゴルファーの証だと力説しています。この「見えない力」とは、具体的には以下の2つです。

  1. スイング中にシャフト軸に対してクラブヘッドが開く方向に倒れようとする力
  2. ダウンスイングでクラブが身体から遠ざかろうとする力

上手い人は、インパクトに向けて右手を支点として左サイドでクラブを引っ張るチカラを使い、クラブが倒れたり遠ざかったりする力に対抗してボールにコンタクトしています。

スコアメイクは「戦略」が鍵

技術向上に偏りがちなアマチュアゴルファーに対し、永井プロはゴルフの本質を説きます。ゴルフはナイスショットを追求するものではなく、スコアを追求するものであり、コースの戦略的プランを楽しむスポーツであるとしています。

スコアメイクに苦しむアマチュアは、練習場で『ナイスショットを打つこと』に注力しがちですが、実戦では「技術」よりも断然「戦略」を重んじた方が有利であると主張しています。

永井プロが提唱するコース戦略の一つに「BOX理論」があります。これは、ホールのデザインにあわせてティアップの位置や狙い方を決め、OBやハザードを避けて自分の持ち球(例:スライス)がコースの中に収まる様にプレーして(逆球が出ない限りトラブルを避けられる)、スコアを失わないという考え方です。

ゴルフコース設計の理念に「ゴルフはボールを動かすゲーム」という考え方がありますが、この「BOX理論」をベースにゲームをコントロールするのが至高のゴルフの楽しみ方と永井プロは説いています


3. プロの「裏側」:探求心と葛藤、そしてアマチュアへの熱意

永井プロは、メインのレッスン活動以外にも、新製品試打動画の解説者(ギアのソムリエ)や、国内外のゴルフコース巡りの経験を活かしたコース改修のアドバイザー(例:奈良国際ゴルフ倶楽部)など、幅広く活躍しています。また、ゴルフ業界活性化を目的としたNPO法人「ゴルフ アミュースメント パーク」の理事も務めています。

趣味は料理とゴルフコース巡り、お酒を嗜みます。魚座のB型で、プライベートのベストスコアは61です。過去JGTOの2ndQTにチャレンジした際は66をマークしています。

進化への衝撃と使命感

永井プロのゴルフ技術に対する探求心は尽きません。近年、全米アマ選手権で戦うカレッジゴルファーたちのスイング動画を見た際には、自身が「現代型」として位置付けていたスイングの遥か先まで彼らのスイングが進化していることに衝撃を受けました。

さらにその世代のトップグループ選手たちのスイングを見た際には、思わず「ちょっと、もう諦めたほうがいいかな?」と思うくらいの絶望を感じたことも明かしています。しかし、永井プロは、この最先端の進化を見てしまったが故の「義務」として、NEOスイングのページを立ち上げ、その知見をアマチュアゴルファーに還元しようと奮闘しています。

永井延宏プロは、常に最新のクラブ進化と技術の潮流を追い続け、その深淵な知識をわかりやすいメソッドに落とし込み、迷えるアマチュアゴルファーを「まだ見ていないゴルフの新しい景色」へ導く、情熱的なスペシャリストです。

永井延宏プロに関連する主要なWEBサイトおよびオンライン情報一覧

永井延宏プロは、自身の専門ウェブサイトやYouTubeチャンネルの運営に加え、ゴルフダイジェスト社や様々なゴルフメディア上で精力的に情報発信を行っています。

1. 公式・個人運営プラットフォーム

永井プロが自ら運営し、最新の理論やレッスン情報を発信しているプラットフォームです。

サイト/プラットフォーム名概要
永井延宏のDEEP IN GOLF (公式サイト)永井プロのティーチング(COACHING)や、オンラインストア、ブログ/イベント、ムービーなどの情報がまとめられているウェブサイトです。
DEEP IN GOLF CHANNEL (YouTube)永井プロが運営するYouTubeチャンネルです。新世代ゴルファーの技術である「NEOゴルフスイング」に関する情報発信もここで行われています。
Twitter / Facebook公式サイト内に関連リンクが記載されており、情報発信に使われています。

2. 主要ゴルフメディア・コンテンツ

永井プロがレッスン記事、ギア解説、対談などで登場しているオンラインメディアです。

サイト/メディア名掲載コンテンツの例
ゴルフダイジェスト「永井延宏」タグの記事一覧があり、週刊GDや月刊GDに掲載されたレッスン記事やコラム(例:「プロを教えるプロ」の先駆け、大谷翔平に学ぶ飛ばしの極意、右手と左手、どっちが大事?など)がアーカイブされています。2006年度にゴルフダイジェスト社レッスンオブザイヤーを受賞しています。
BUZZ GOLF (バズゴルフ)鈴木タケルプロとの対談記事「エンジョイ ゴルフ脳革命!」など、スコアメイクに関する特集記事が掲載されています。
月刊GEWGEWは「ゴルフ・エコノミック・ワールド」(Golf Economic World)の略称です。「ゴルフ市場の変革を目指すリーダーズマガジン」です。

3. レッスン・イベント告知サイト

永井プロが開催するレッスンの告知情報が掲載されたサイトです。

サイト/イベント名掲載元
永井延宏プロレッスン in MECHA吉川インターゴルフ俱楽部 MECHA (ゴルフ練習場またはイベント告知サイト)
永井延宏プロスペシャルレッスンSUZUKI GOLF (愛知県半田市スズキゴルフ) のブログ/ウェブサイト