UST Mamiyaのアッタスシリーズから9月に発売された新作シャフト「ATTAS RX PURE BLUE(アッタス ピュアブルー)」を、永井延宏プロが試打インプレッション。開発コンセプトは「人体の構造に寄り添う」こと。グリップ部分も含めてエンドからティップまで均一なテーパーを入れた、これまでにない形状のシャフトです。「このシャフト、何が違う?」の答えを、動画の発言をもとに整理します。
この動画で学べること
- ATTAS RX PURE BLUEの開発コンセプト「人体の構造に寄り添う」の意味
- エンドからティップまで均一テーパーという形状の特徴
- 切り返しからシャフトが「オートマチックに動く」試打の感触(試打スペックは6S)
- 振り心地とスペック選びのヒント(40g台〜70g台の展開)
チャプター
- 0:00 開発コンセプト「人体の構造に寄り添う」
- 0:33 エンドからティップまで均一なテーパー
- 1:11 構えた印象(6S・3トーンのコスメ)
- 1:51 1球目:切り返しからオートマチックに動く
- 2:34 2球目:ギアを上げて振ってみると
- 2:55 振り心地とスペック選びのアドバイス
開発コンセプトは「人体の構造に寄り添う」
ATTAS RX PURE BLUEの開発コンセプトは「人体の構造に寄り添う」こと。永井プロはその背景を、ほかの打撃系スポーツの道具と比べて説明します。
多くの打撃系スポーツの道具は、手で握る部分にテーパー(先に向かって細くなる形状)が付いています。ゴルフクラブもグリップにはテーパーが付いていますが、シャフト自体の手元部分はパラレル(同じ太さ)でした。そこでPURE BLUEは、グリップ部分も含めてテーパーをつけ、エンドからティップまで均一なテーパーを入れています。
均一テーパーで「ゴルファーはただ振ればいい」
この形状が、ゴルファーにとって大変振りやすい結果につながるというのがメーカーの狙いです。永井プロはそれを「シャフトのほうが『ゴルファーはただ振ればいい』と声がけをしてくれている」と表現しています。
重量帯は40g台から70g台まで幅広く展開。女性ゴルファーを含め、多くの人に「寄り添う」ラインナップになっています。
構えた印象:クセのない挙動に、はっきりした3トーンのコスメ
試打スペックは6のS。構えてまず目に入るのは、手元側からブルーグレー、そしてブラックへと変わる3つのトーンのコスメです。永井プロは「ちょっと個性的」と感じたそうです。
一方、シャフトの剛性分布を見ると非常にクセのない挙動。クセのないシャフトに、あえてはっきりしたコスメを合わせているところに、メーカーの何らかの意図があるのでは――と見ています。
1球目:切り返しからシャフトがオートマチックに動く
打ってみての第一声は「なるほどですね」。コンセプトどおり、切り返しのところからシャフトがオートマチックに動いていってくれる感じがあったといいます。
永井プロはこれを「形状による性能」と分析しています。エンドから先端まで均一にテーパーが入っている形状のスムーズさ、クセのない挙動が、そのままシャフトの性能になっている。だからこそ、ゴルファーにとって分かりやすく「コミュニケーションが取りやすいシャフト」だと評価しています。
2球目:タイミングを気にせず振ってもついてくる
2球目はややギアを上げてスイング。シャフトのタイミングをあまり気にせずに振っていっても、スムーズにシャフトがついてきてくれたそうです。キックの量もしっかり入ってくる感じがあり、しっかり飛んでいる印象だったと話しています。
振り心地はやや重め。迷ったら軽めのスペックを
注意点として永井プロが挙げたのは振り心地です。ダウンスイングでエネルギーがしっかり伝わっていくぶん、振り心地としてはやや重めに感じるとのこと。そのため、普段より少し軽いタイプのスペックを試すと、スピード感も出て結果が良くなりそうだとアドバイスしています。40g台から70g台まで揃っているので、重量を下げて試せるのはこのシャフトの強みです。
動画の中の言葉
これがゴルファーにとっては大変振りやすい結果になると シャフトの方がゴルファーはただ振ればいいというふうに声がけをしてくれている (0:44〜)
本当にこの切り返しのところからですね シャフトがオートマチックに動いていってくれるなという感じがします まあそのあたりが形状による性能かなと思いますね (1:51〜)
あまり悩まずに振っていけるそれがこのシャフトの一番の売りになると思います (3:16〜)
まとめ
ATTAS RX PURE BLUEは、「人体の構造に寄り添う」というコンセプトのもと、グリップ部分も含めてエンドからティップまで均一なテーパーを入れたシャフトです。クセのない挙動で、切り返しからシャフトがオートマチックに動いてくれるため、タイミングを気にせず振っていけるのが特長。振り心地はやや重めに感じるため、少し軽めのスペックから試すのがおすすめです。永井プロが言うとおり、「あまり悩まずに振っていける」ことが、このシャフトの一番の売りといえそうです。


